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思い出したよ、昔のことを

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以前、高校生向けの映像予備校の校舎長をしていたことがあって、そこでは私は授業をしないので受講進捗管理と面談と、生徒のモチベ管理なんかをしておりまして。

面談で様々な話を高校生らと、時にはその親御さんたちとしてきたのですが、結局のところ彼ら彼女らの学習における問題の根本原因を突き詰めると

“単純に学習時間が足りてない”というシンプルな一点に集約されることが多かったですね。

 本人たちもそのことは重々承知していて“このままではだめだ。ヤバイ”と言いながらも、なかなか生活を改善できない。時間の使い方を変化させることができない。

そんな時私は“いきなり大きく何かを変えないでいいから、週1日、30分でも、1教科でも自習に来ることから始めてね。それは大きな飛躍の一歩たり得るから”

的なことを言い、具体的な日時を約束するようにしていました。

で、うまくいったかと言えば、うーん、その後変化した生徒もいれば、変わらんかったなぁという生徒も。

 人間にも“慣性”と言うものが働いているようで、周囲からの力、若干の強制力が働かなければそれまでの日常を継続しようとすることが多いかも。未成年なら、中学生ならなおさらでしょう。

しかしまあ、“ヤバイ”と言うだけで、何もしなければ当然のことながら半年後も1年後も同じ日常の動きを継続するのが理の当然。

ではだからと言って、いきなり急にそれまでと全く異なる方向に加速させようとするととてつもなく大きな力が必要で、ものすごい摩擦が生じて疲弊してしまうものです。

結果続かない。

本人の自己肯定感もダダ下がってしまいます。そこにさらに注意をしちゃうと“理想論で叩かれている”感じになってしまいますね。

いやだよねえ。(ちなみに塾業界には“理想論や独善的な正義で相手を嬉々としてたたく輩”が多くて私は辟易しております)

 

だから、まずは小さな1歩から。教室開放に来てください。来ること、やらざるを得ない場所にいることはとても重要な“努力”です。

今日も2時から対策演習。その後10時まで自習室開放です。

君が理想に近づくための、ほんの小さな強制力が、我があけぼのです。

 

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