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裏にあるもの

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5教科学年順位を上げること。そこにこだわっている。

基礎基本を徹底するため、小テスト、直し、まとめテスト、直し、直前演習、そしてその直し。

身につき、使えるまで繰り返す。時間がかかるが、やる生徒にはとことん付き合う。

だから途中入塾生の学年順位が全員上がっている。それも誤差や揺れのレベルではなく、UP幅の平均値が50位を超える。

9教科内申が10以上上がった生徒も複数いる。

しかしそのためには時間がかかる。手数も必要だ。だが付き合う。だから上がる。そして“〇〇位UP!”だとか騒いでみせる。

時勢にそぐわないと知りつつも、今しばらくこの方針は継続する

 

 

しかしそれがわが塾の目標ではない。

 

公立中学校の定期テストの順位であれば、適切な内容を丁寧に繰り返し、きっちりとやり抜けば大体の場合数値で成果は出る。

すべての物に正解があり、やるべきことが明確で、しかも紛れやだましはほとんどなく、明快に成果が表れる。

この先の人生で生徒たちが取り組んでいく様々な仕事、課題、対人関係や、それらが混ざり合った総体と比べれば何とわかりやすく、たやすいものだろうか。

だから何としても結果を出してもらう。

 

しかしそれが私の目標ではない。

 

その結果の裏にある生徒たちの体験と記憶を、私は大事にしたい。

“自分が努力をした、だから伸びた。他者と比べて成果を出した。成し遂げた。やり切った”

この事実と記憶は彼ら彼女らに健全な自己肯定感を生み出すだろう。重要なのはただ成果を出すことではない。

自らの努力で成果を生み出すことだ。根拠が重要なのだ。

根拠のない成果は時に毒ですらある。私も身を以て経験したことがある。

 

高校も、大学も推薦などで、さほど戦わずに進んでいける世の中になりつつあるが努力による成果の価値は揺るがない。

確証はないが、そう信じたい。

 

私は学習塾をやってはいるが、有名高校や大学に生徒が行くこと、そのことだけが価値だとは全く思っていない。

学歴や経歴や数値の、裏にあるものこそを作りたい。

前向きに目の前の課題を自分事としてとらえ、逃げずごまかさず対処して、やりきる。そのうえで成果を出す。

このことをすべての生徒に経験してほしくてやっている。

 

そう言う体験を若いうちにできればこの先もその生徒は力強く、幸せで、周囲から尊重される人生を送れるように思えるのです。

確証は全くありません。が、そう思いたいのです。

 

賛同していただけませんか?

 

 

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